センター長の挨拶

本センターは、横浜国立大学の総合学術高等研究院（IMS）を母体とし、2023年4月に設置されました。 IMSは2023年4月に横浜国立大学の2番目の高等研究院として設置され、従来のTechnology Driven型の先端科学高等研究院（IAS)に加え、こういう未来を作りたいという横浜国立大学のビジョンを先に掲げ、その実現に向けて分野横断的に研究を推進するVision Driven型の組織であり、多様な社会課題を解決すべく、新たに本センターを設置いたしました。

本センターでは、健康・医療・福祉といったヘルステクノロジー全般の本学シーズを結集し、本学が県内の産学公民医を繋ぐハブ機関となり、本領域で世界を先導する学際的な研究を推進することを目標として掲げ、地域連携・産学公連携・医工連携を有機的かつ実効的に担う組織体であり、健康・医療・福祉に関わる革新的技術を研究開発すると共に、これら学際的研究から得られた統合知の地域社会への実装展開を実践します。そして、市民の日常生活に対してカームテクノロジーとして浸透させることで、健康と幸せが実感できるイノベーションエリアを創造すると共に、新たなエコシステムを構築することまでをビジョンとしています。