2025年9月20日(土)、横浜国立大学 新湘南共創キャンパスおよび湘南アイパーク周辺にて、今年度第3回目となる「てくてくてっく」ワークショップを開催しました。今回のテーマは「みんなの“通学路”環境点検」。村岡中学校をはじめとする中学生5名のご協力のもと、この地区にお住まいの方や地域活動に関心をお持ちの方など、計17名が参加し、さまざまな視点からまちの環境について考えました。

ワークショップの冒頭では、横浜国立大学の野原先生によるミニレクチャーが行われ、身体(からだ)と環境(まち)の関係や「ウォーカブルシティ」の考え方について学びました。
その後、参加者は班ごとに分かれてディスカッションを実施。中学生からは、最近利用したみちや友達と過ごすおすすめの場所、注意して歩くべき歩道など、大人の視点では気づきにくいまちの魅力や課題が共有されました。

レクチャーの後、参加者は3つの班に分かれ、中学生のおすすめスポットを確認するため「通学路をてくてくして、てっくdeチェック!」を実施しました。今回のチェック項目は、「交通安全性」「見守られ感(犯罪に対する安全性)」「休憩できそうなスポット」の3点です。
あいにくの小雨模様ではありましたが、世代を超えたコミュニケーションをとりながらの“てくてく”は、とても新鮮で、参加者にとっても楽しく有意義な時間となりました。



今回参加した中学生の率直な発言は、まちの環境を考えるうえで新たな視点をもたらし、地域の魅力や課題を見つめ直すヒントとなりました。


今回も2024年度の活動に参加された「てくてくテクニシャン」の皆さまが、運営サポートとして引き続きご協力くださいました。村岡のまちをよくご存じの皆さまのお力添えにより、地域に根ざした、より実践的な活動となりました。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
引き続きてくてくてっくワークショップにご期待ください。