2025年6月28日、横浜国立大学 新湘南共創キャンパスおよび湘南アイパーク周辺にて、今年度第2回目となる「てくてくてっく」ワークショップを開催しました。今回のテーマは、「運動として歩ける環境点検」。村岡地区などにお住まいの14名の方々が参加し、実際にまちを歩きながら、このまちが、健康になれる「歩行環境」であるかを考えました。
ワークショップ冒頭では、横浜国立大学教育学部の時野谷先生によるミニレクチャーを実施。
「ノルディックウォーキング」は、2本のポールを使って歩くことで、通常のウォーキングよりも多くの筋肉を使い、姿勢改善や運動効果の向上が期待できることを学びました。

レクチャー後、参加者は3つの班に分かれ、湘南アイパーク周辺の歩道、公園、住宅地などを実際に歩きながら、「村岡をてくてくして、てっくdeチェック!」を行いました。チェック項目は、「歩きやすさ」「景観・歴史スポット」「休憩できそうなスポット」の3点。参加者はそれぞれの視点から気づいたことをメモしながら歩きました。また、実際に、まち歩きの中でノルディックウォーキング体験も行いました。





点検後はキャンパスに戻り、地図に付箋を貼って「点検MAP」を作成。各班が歩いたコースでの気づきを地図に記入し、てくてくした印象を各班で共有しました。
最後には、各班が歩いたコースについて「おすすめ度」を評価し、それぞれの視点から感じた魅力や課題を発表しました。
実際にまちを歩き、見て、感じたことを共有することで、地域の魅力や課題を「自分ごと」として捉えるきっかけとなり、教員、学生はもちろん、参加された皆さまがまちとの関わりを深める時間となりました。



今回も2024年度の活動に参加された「てくてくテクニシャン」の皆さまが、運営サポートとして引き続きご協力くださいました。村岡のまちをよくご存じの皆さまのお力添えにより、地域に根ざした視点を交えた、より実践的な活動となりました。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
引き続きてくてくてっくワークショップにご期待ください。